検診商法ではないかと思う。
会社の人間ドックで、「D2:精密検査を要する」=緑内障の疑いありと診断結果が出された。仕方なく、眼科へ今日行った。
いつものごとく、こちらの意向を聞くまでもなく、今回は理由説明もないまま※、視力検査とか、視野測定など、診察でも目のレントゲンを撮られ、その結果は、緑内障ではないとのこと。今回はドライアイが所見されたということだった。そのための目薬までご丁重に処方していただいた。ちなみに私近眼なんで、そう診断されやすいらしい。
で、診察料金の総額は、予想と前回をはるかに上回る6千円となった。「おいおい」と思わず言いたかったが、やめて、文句を言わずに支払った。
※長らく来院しなかったので、現状把握のため、視力検査をするとかと、前回言われたような記憶がある。
悪く言えば、人の不安や弱みにつけ込んだ人間ドックの診断結果、それに群がる医療業界の過剰診察と言えなくもない。予防医療として成り立つ施策なんだけど、これも利権であると思える。言い過ぎかな?
だいたい「メタボ」なんて概念も、ここ最近叫ばれるようになったのは、医療関係者による勝手に作りだした定義づけと思えるし、人間ドックの診断の全ては間違いと言わないが。
だが、素人には専門家に勝手に診察されて、分からないままに高額な検査をされたら、たまったもんじゃないと、誰か声を上げないものだろうか?
いや、きっと、結果よかったのも、人間ドックのこの診断があったおかげと感謝しないといけないのかも知れない。でも、その理屈には何か納得できない。