世間の片隅でそっと叫んでみる。

一般人で無名の中高年のオヤジが、ブログという世間とネットの世界の片隅で、ADHD(多動性注意欠陥症)を抱えながら、政治や経済などを意見してみる。

今政治的に求心力を持つには、中間層と無党派層を取り込むこと。でも、これが一番難しい

 ずいぶんと今の日本の政治は、自民公明の連立政権が強固で、残念ながら、代替・補完する政治勢力はない。

 本来なら、従来はサラリーマン中心に、無党派層の受け皿として、国民主党などが第三局になると思われるのが、民主党政権の悪夢は、デフレ不況の低迷も手伝って、今もなお根強く、有権者の心にPDSDとして残っていて、世論調査の支持率を見て一目瞭然なのである。

 産業構造の変化、経済のボーダレス化、グローバル化の進展で、今までの社会のものさしでは、今後の社会情勢は測れなくなってきたことが大きく、政治はいまだに、55年体制を引きづっている。認識が社会変化に追いついていない。

 NHKから国民を守る党は、そんな中で、維新が伸び悩む中、ネットを中心に支持を伸ばしているが、まだ決定的に支持を固めているわけでなく、これまでの中間層が、所得を減らして、今までの生活を維持できなくなって、今こうした層を受け止めるだけの政党がないのが実情である。

 本当は、中間層の所得を増やすこと、年金体制、社会保険の維持もできて、働く環境が向上していくことが、政治で実現できれば、大きく勢力を伸ばすことができるのだが、今はどこの政党も、それらを解決する力を持っていない。

 新興勢力の政党が言う既得権益を失くすことだけでは、根本的な解決でなく、新たな政策提案力がないと、難しいと思われる。明治維新でなく、大化の改新くらいの暴力的革命の勢いがないと、今のままでは、日本は没落していく。そうならないためにも、もっと、政治は、国を良くしていかないと思う。