世間の片隅でそっと叫んでみる。

一般人で無名の中高年のオヤジが、ブログという世間とネットの世界の片隅で、ADHD(多動性注意欠陥症)を抱えながら、政治や経済などを意見してみる。

<米大統領選>(我那覇真子レポート)そのままに。ワシントンDCトランプ支持者デモ後に、インタビューから真実のアメリカの姿が見えた。私らもこの先起こりうることと覚悟しないといけない。

 タイトル:彼女は不正選挙を許さないStop The Steal集会に家族で

      参加したディアナさん。撮影直前にAntifaに攻撃されたという 

 

 冒頭から普通の主婦らしきアメリカ人女性が「ねえ聞いてよ。もう(FOXNEWSや NEWSMAXを含めて全米のどのメディアについて)何を信じていいかわからないのよ。」とさらに衝撃的な発言で、今何がアメリカで起こり、かなり深刻な事態であるとこが、本当にひしひしと伝わってきた。 彼女は子どもも一緒だったので、必死で自分だけでなくまず3人の子どもの身を守り、けがもほぼなく無事にその場にいた。

 数人の支持者がいたところに、突然 Antifaの女性が一人で「わあわあ」叫びながら乱入し、水の入ったボトルを投げられたけど、アメリカ人としては引き下がらずに、ディアナさんはペーパースプレーで応戦したそうだ。

 彼女は、「コロナや AntifaやBLMを恐れてはダメなの。アメリカ人として、憲法を守ることが、私たちの責任であり、義務なのよ。」と冷静に淡々と事実を語りながら、自分の信念を確認するかのように、インタビューに応じていた。

「暴政に立ち向かわなけばならないの。そうしなけば、国が無くなってしまう。アメリカが最後の砦なの。」と真に差し迫った危機にひるまずシングルマザーとして戦っていることがよく理解できた。

 

※インタビューの中で出てくる俗語

hill billy:主に米国南東部の田舎などに住む白人の労働者階級(元々は特にアパラチア山脈あたりに住み着いたスコッチアイリッシュ)を指して使われる蔑称。 いわゆるpoor white(貧乏白人・負け犬白人)を表します。 似たような意味を持つスラングにwhite trashやredneckがあります。世界の英語方言・スラング大辞典より

→これは本来民主党の地盤であったが、今ではトランプの支持層が多い。

 

「(自由と権利を得るために誰でも)ここ(ワシントンDC)に来たければ、来ればいい。私や私たち家族は、とても苦労して来たの。それが問題。もう耐えられない。サイレントマジョリティーは、もうサイレントマジョリティーでなくなっている。」と言われていた。

 自由を得るための行き場のないその怒りが伝わってきたが、残念なことに日本は、本当の自由を得るために、血を流してまで戦ったことがない。正直、このシビアな現実に、私は何をなすべきかと悩んでしまう。できても、伝えることと、願うことしかない。でも、それでも、この運動を前に進める助けになりたい。

 

「戦い続けて下さい。ただ、今やっていることを続けて下さい。例えば、クソメディアをもう見ないで。私たちみたいな人が、一緒になって、もうメディアを見ない。

(中略)そして、たくさんのサポートが必要なの。(そうでないと)我が国は死んでしまう。(中略)」と最後には、思いのたけを話されて安心されたのか、感情が込み上げて、目頭を熱くしていたのが印象的であった。

 

 そんなこんだで、日本のメディアや文化人も、ここまで思い切り踏み込んだ現地レポートができないし、やれば間違いなく、業界追放であろうから、その言論の自由を行使できていない。いや、あえてそんな暴挙と切って捨てるだけであろう。

 一方的にトランプ批判しかできていない。もちろん一部例外はあるが、ネトウヨらが騒いでいる程度の認識でしかない。それでも、こうして現地の生の声を拾って、正しく伝えてもらえるのは、インフルエンサーでも文化人でもマスコミ関係者でもない一般ピープルの私にはありがたい。

 以下のリンクで「一部日本人」とは、言論人同士で議論すべきことであって、私らには関係のない次元で語られている話だし、あまり関係のないことであろう。ことさらに、それがどうだとか評価をするのはここではやめておく。

 ただし、認識が以前より変わりつつある。しかし、この後の状況変化に日本と日本人がついてこれるかが心配であって、このデモ参加者のような覚悟を決めなきゃいけない時がやがて来るだろうなと思う。