世間の片隅でそっと叫んでみる。

一般人で無名の中高年のオヤジが、ブログという世間とネットの世界の片隅で、ADHD(多動性注意欠陥症)を抱えながら、政治や経済などを意見してみる。

ガザからのロケット弾攻撃は、米国の政局の都合でもし起こされたとしたら、イスラエルをめぐる主導権争いは、様々な思惑で、多大な犠牲を伴う紛争になったと思う。

 どうもバイデン政権は、中東問題をこじらせて、左派主導の和平に持ち込みたいのではと思えるのと、保守系トランプ政権路線の否定という民主党らしいイデオロギーは変わってないようだ。

 これまでのイスラエル市民を標的にしたロケット弾の攻撃は、「バイデン政権が、パレスチナの過激派グループの支配地域への経済支援の再開を決定してから、約1カ月後のことだ。」(Total World Newsより)もし、これが事実ならば、大国のエゴと言える。

 イスラエルのネタニヤフ現政権は、リクード(保守派)政党主導の連合政権で、前トランプ政権の米国政府とは良好な関係であった。ここからは、私の推測だが、そこへのアテつけで、あるいは労働党(左派)政党とパイプのある米国民主党は、打倒リクード政権と労働党復権を画策し、ネタニヤフ政権を揺さぶるために、バイデン政権は反イスラエル側に資金援助をしたのではと思える。2015年3月3日、アメリカ合衆国議会合同会議で39分間にわたる演説をし、オバマ大統領を攻撃した。(ウィキペディアより)ことも米国民主党は忘れてはいないはず。

 そうなると、これはあくまでもイスラエル国内の紛争であって、広域な戦争までには発展しないし、させない力が背後で発動してそうな予感がする。結果的に見ると、イスラエル国内のアメリカ議会の代理戦争ではないかと思える。それで、これだけの多数の犠牲者を出すとは、これも米国の政局の都合ではないかと思うと何か割り切れない。

 まさかと思うが、トランプの敵味方がそれぞれ表舞台から消えている昨今、ネタニヤフ・イスラエル首相もトランプと親しい関係なので辞任に追い込まれるかも知れない。汚職事件の起訴が不起訴で乗り切ったが、必ずまた足は引っ張られる。憶測だが、この汚職事件もトランプのロシア疑惑と同じでっち上げと私は感じるが。

 イスラエル政権の求心力が落ちている現状で、連立政権が組めていないし、そんなコップの嵐のイスラエルの政局は続くであろうし、ネタニヤフも報復を強圧的にしながらも、タカ派らしく早期に思い切った妥協を導き出し、優れた政治手腕で紛争を解決させて、政権基盤を固めることを目指すことは間違いない。