世間の片隅でそっと叫んでみる。

一般人で無名の中高年のオヤジが、ブログという世間とネットの世界の片隅で、ADHD(多動性注意欠陥症)を抱えながら、政治や経済などを意見してみる。

バッファローズが日本シリーズ初優勝!あんまり大手メディアでは言わない。でも、ドラマチックな旧近鉄の流れが続いて、悲願の日本一に感無量。

 その昔、西本幸雄という野球人がいて、監督になると、パリーグでリーグ制覇をよくして、強い勝負師なんだけど、なぜか日本シリーズには勝てない。近鉄で最後のパリーグ優勝して、最強だった助っ人ブライアントが神がかり的活躍をしても、加藤哲のバカ発言のおかげ?か呪いで、最後の最後もできなかった。

 その一つ前の日本シリーズは、有名な「江夏豊の21球」で、9回裏無死満塁でスクイズの奇策を見破られて、その息詰まる展開のノンフィクション短編にもされたあの伝説の日本シリーズの相手も、西本氏率いる近鉄だった。めっちゃ不憫というか?阪神より絶対的に強いチームだけど、在阪マスコミは、地味で華がないと相手にされない悲しい存在であった。現オリックスがタダ券撒いても、嫌がられる悲しい実話。

 正確には、近鉄が最後の優勝は、松坂大輔がいた西武からサヨナラ2ランを中村紀洋選手が打ったりとか、2001年のパリーグ制覇で、この時は梨田監督で、この優勝決めた時、代打北川選手の満塁サヨナラホームランで、強烈な印象を残した。

 その後近鉄は、大阪近鉄バッファローズとして2004年で幕を閉じ、選手は、楽天オリックスに分配トレードされ、ホリモンも騒動に参加してたりもあって、今のオリックスバファローズは、親会社などの資本関係がないものの、せめて名前だけでも残されて、その名前がやっと初めて、創設63年にして、日本一を手にした。日本シリーズ優勝おめでとうございます!

 あんだけ、弱かったけど、あれほどわくわくさせてくれた球団はなかったと思う。ラジオ大阪で、バファローズナイターで、負けた試合後のタイトルコールのアナウンスは、いつも悲壮感に満ちていたのに、でも、それでも、時たま信じられない劇的な勝ち方をして、びっくりさせてくれた楽しい野武士集団だった。

 今の球団とは、直接的には何の関係もないかもしれないけど、球団が消滅し、かつてのホームグランドの藤井寺球場日生球場がなくなっても、野茂も阿波野も、石井や中村やブライアントやローズらが引退して、それでも、我が近鉄バファローズは、いてまえ打線ともに永遠に不滅です。