世間の片隅でそっと叫んでみる。

一般人で無名の中高年のオヤジが、ブログという世間とネットの世界の片隅で、ADHD(多動性注意欠陥症)を抱えながら、政治や経済などを意見してみる。

コロナで見えてきたこと。→日本のガラパゴス化の深刻さ。1)ベスト・プラスティクスを無視。2)憲法の重要性を軽視。与野党でこれを乗り越えないと今後の日本は成り立たないと思う。

 コロナは疫病としてインフルエンザと同等くらいのものなのに、未知なるウイルス

というだけで、政治利用され、様々な国々で様々な分野で、大きな影響を与えたと思う。いまだに感染が衰えず、ワクチンができても、 変異種まで生まれ、危機的状況は消え去らない。

 ただ、日本の深刻さは、コロナ対策の無策や判断ミスとか言えるものではない。東日本大震災などの当時民主党政権でも、憲法改正されず、安全保障だけでなく、災害における国家の危機管理が機能できず、組織機構が改革されず、国難を乗り切ったことがそもそもの間違いであった。

 

※ベスト・プラスティクス:ある目標を得るために、最も効率のいい方法、プロセスのこと。

 

 組織が金属疲労を起こし、目標を到達することより、組織を維持させることを優先し、ベスト・プラスティクスが取れないで、素早く目標達成ができなくなっているにではないかと思える。今までは、日本式経営や組織は世界最先端であったが、今はもう古くなってしまって、それでも変更しようとはしないで、世界と競争しようとして、成果を上げることができていない。

 これに、日本国憲法が70年以上も変えられず、放置してきたのは、政治だけの責任ではない。この組織構造にがんじがらめにされて、誰も変えようとしてこなかったのが現実であろう。でも、コロナでは、憲法を無視した一部知事の暴走が見られた。それは由々しき事態と思う。

 根本は、国の組織機構を変えるのが、憲法のおかげで、進まない。憲法を一時停止させて、戒厳令という非常手段をとれないのが、今の日本の状態である。そこまで、自由を制限できない。中国と正面衝突する戦争が起これば話は別であろうが。

 もし本気で戦争になれば、そこまで、憲法を無視してでも、軍隊を使って、戦う交戦権を行使できるが、それを許さないのが、特定野党の主張であって、国賊以外の何者でもない。日本に不要な政党である。国際的に見ても活動禁止すべき政党もある。

  55年体制を今も与野党が引き継ぎ続けている以上、将来には期待が全く持てない。変えるには、今は何の方法もないのが現状である。ただチャンスはまだ残されている。それに気づいて、状況を打開すれば、まだまだ日本は希望が持てるはず。私はそう期待している。