世間の片隅でそっと叫んでみる。

一般人で無名の中高年のオヤジが、ブログという世間とネットの世界の片隅で、ADHD(多動性注意欠陥症)を抱えながら、政治や経済などを意見してみる。

コロナ騒動で非常事態ならば、政治が法律を越権してでも、国を立て直さないといけない!

 政治家には、PoliticainとStatesmanという2つのタイプに分類されるらしい。小さい利益を追求する陣笠としての政治屋=Politicainであり、大局観を持っている政治家=Statesmanといことになるのだろうか。以下あくまでも私見であり、独断と偏見で持論を展開したい。

 今のコロナ騒動は、いかに未知なるウイルスを短期間で退治し、事態を終息させるかが大きな課題で、その間に起こる国民生活での不利益を最小限に抑えて、リスクを国がきちんとサポートできるかと思われる。

 いわゆる国難、非常事態であると。法律だけでは、手を打てないことが多くあるはず。そこでこそ、政治が問題解決をする能力を発揮すべきである。つまり、グレーゾーンやあいまいな部分がありながら、復旧していないといけない。

 となると、以前テレビにて橋下徹氏が言っていた通り、政治家が結果責任を負い、行政が法律がないとできない部分を早急に解決しないといけない。だからこそ、挙国一致とは行かずとも、非常事態には、1)トップ(首相)に非常事態には、特別な権限を集中させて、事態を一気呵成に解決に向かわせる。2)与野党の一致した復旧対策をする。ということなる。

 ということで、理想的なのは、首相が三権分立を犯しても、憲法を越権しても、強いリーダーシップで、ことの終息を図るのが一番である。現行憲法下では、厳しいが。

 野党は、コロナに対しては、政府の行き届ない部分をフォローするような前向きな提案を期待したが、全く今の現状は、そんな動きは一切ない。つまり、コロナで発言すれば、与党の手柄になるという危機感と強迫概念に憑りつかれ、それなら桜の会疑惑で、政府の足を引っ張れば、まだ政権に打撃を与えるので、そちらを得策と考え、注力していると思われる。これが政治屋であり、全くもって大局観がないと言って間違いない。

 与党は与党で、野党が全く愚かで、近視眼的行動しかとらないので、不備が多々あっても、決して追いつめられないで、緊張感を持たずに、政治をできているのだと思える。でも、もっと迅速に、命を懸ける覚悟で、コロナに対峙しないと、今後の政局運営を維持できないと思う。まだまだ弱腰で、各方面に遠慮と配慮を掛け過ぎと思える。

 国民にリスクを負わせている以上、政治家は、より一層そのことを肝に銘じて、どんなことであれ失敗したら、自分自身の政治生命がなくなるくらい決断を迫られているという気迫で、現場を励まし、適切に指導をしないと、今こそ、真の政治家Statesmanとしての矜持がなければ、国難は越えられないと思う。