世間の片隅でそっと叫んでみる。

一般人で無名の中高年のオヤジが、ブログという世間とネットの世界の片隅で、ADHD(多動性注意欠陥症)を抱えながら、政治や経済などを意見してみる。

「パウエル氏をトランプ弁護団から放逐」にマスコミとオサヨさん大はしゃぎ→でもパウエル氏は今後本来の弁護業務の専念であって、これこそ野にクラーケンを放ったと言える。

 最近では、トランプ支持者向け、米大統領選の動向おまとめサイトブログになりつつあるが、マスコミが言いたくない事実をあばき、ファクトチェックとうるさく言う割に、自らデマ・捏造・フェイクを垂れ流すマスコミの言うことを聞かないスタンスで、好き勝手な意見を無責任に垂れ流そうと思う。

 今回のこの記事では、またマスコミで、また悪意ある報道がされているなくらいの印象だったが、トランプ陣営がもめているとか、敗北宣言を勧めているとか、内部分裂とか、正直ゴシップ誌レベルで、面白おかしく、しかも、自分らのご都合に合わせて、報道されていて、トランプを感情的に受け付けないし、徹底的に叩き、精神的に追い込むとてつもない悪意と憎悪に、圧倒されながら、また、信用できない記事を見て、ムカつきが収まらず、思わず産経新聞にご意見を書いてしまった。

 もうトランプが言うことなすことはダメなんだ。と一方的に世間を洗脳して、事実をゆがめて捏造して楽しいのか?と思えるレベルで。しかも保守系が、米メディアと論調歩調が一緒って、自ら仕事せず、メディアの使命を果たさないで、戦前の大本営(この場合は米メディア)発表に全面妥協は、どうかな?それがダメで日本は戦争に負けたんではと言いたい。

 脱線してしまった。パウエル氏がトランプ陣営離脱は、敵味方両陣営に衝撃を受けた。マスコミ・バイデン陣営はおおはしゃぎ、トランピアンらは落ち込むという単純なものではない。この出来事は、バイデン有利にこれから情勢は進むと、みんな理解しているからだ。

 

 

 

 張陽チャンネルによれば、トランプ陣営の訴訟のカテゴリーは、一方はドミニオンによる選挙詐欺で、パウエル氏の専門の刑事訴訟。もう一方はトランプが不公平に取り扱われるている民事訴訟。これら大きく2つにに分かれる。

 

 ここでの刑事訴訟問題

→司法省管轄、偵察や証言や証拠集めなど時間がかかる。訴訟相手が、共和党連邦政府高官、CIA、州知事などの政府機関など多岐にわたり、トランプ陣営の共和党の枠を大きく超えていく方向性が出てきたこと。

 ここでの民事訴訟問題

民主党陣営の選挙不正の証拠が多く集まっている。正当な選挙でトランプが選挙に勝つ勝つことを目標にしている。候補者・大統領として、正当な利益保護と地位保全であって、訴訟各州での不当な投票結果から、トランプ逆転勝利につなげるもの。

 

 

 

 

www.youtube.com

 

 パウエル氏は、ドミニオンの選挙詐欺で、「私の真意はすべての不正行為を暴露すること。共和党であれ、民主党であれ。」(及川幸久 THE WISDOM CHANNELより)とのことで、トランプ陣営と袂を分かつのでもなく、役割分担と行動の方向性を確認して、それぞれの活動を続けるというだけで、不正を暴くことをやめたわけではない。

 トランプ陣営は、今民事訴訟に集中したいというで、今回の声明、つまりパウエル氏がトランプ陣営からの離脱という発表になったらしい。それ以外にも、パウエル氏について、新たに分かってきたことは、以下の3つのこと。

 

 1)政治団体あるいは非営利団体We The Popleを立ち上げている。

 2)軍事弁護士登録、法廷で国家反逆罪を起訴できる唯一の弁護士。

   3)twitterのアカウントが停止された。

 

 これらを見る限り、仮にトランプに何かあっても、パウエルの運動は続けられ、刑事訴訟で、バイデン陣営の国家反逆罪を問うことが全く消えたわけでなく、両面戦争が開始されたことが明らかになっただけ。

「クラーケンを放て」とは、ドミニオンを指すのか?あるいは、こうしたパウエル氏のことなのか?その全てであって、パウエル氏がドミニオンとCIAの関係に言及した時、即座にパウエル氏のツイッターのアカウントが停止されたことから、かなり事態は深刻な状況となり、ことを急いで発表になり、「計画通り」(リンウッド弁護士)なことであったと思う。

 また、2つに分けたことで、戦略としても、一度情報発信を制御して、パウエル氏への負担軽減と、訴訟実務に集中する時間をつくる必要と、情報攪乱させるために、バイデン陣営に、報道のような誤解を与える意味もあったのではないかと思える。

 

 



 これだけ、圧倒的不利な立場で、アウェイの中でありながら、トランプはまだまだ戦う。この強い信念はどこから出てくるものか。また、同様な状態でありながら、パウエルの強い正義感は何を起因にしているのか?二人は共和党という共通する政治信念があるから、それだけでは、この動きは日本人には理解できないと思う。

 アメリカについて、日本人のよく知らないこと、それは信仰深くて、その価値観が建国のスタートの移民を中心に今も息づいている。多くはWASPと言われる人が、今もアメリカの中心でこの国をリードしていると言われる所以である。

 トランプは長老派、パウエルは福音派で、「世論調査をみても、「神の存在を信じるか」との問いに、アメリカ人の8割以上がイエスと答える。ヨーロッパの先進諸国では、その割合が半分にも達しないのと対照的だ。」(朝日新聞GROVE+)

 2016年の大統領選挙でも、「選挙の最後の1週間で勝敗が決したということだった。宗教保守による空前の大動員があったという。」(朝日新聞GROVE+)日本の多くのメディアで今回も触れられていないが、こうした保守の教会員にトランプはゆるぎない支持は、共通する価値観で政治を進めたいというアメリカの多数の意思があると思う。

 実はこれが、3つ目のクラーケンを放ったことであると私は思う。

 The Silent Majority Is Speaking.

 11月15日のトランプ支持者のワシントンDCのパレードでの支持者スローガン「声なき多くの民の声を聴きなさい。(サイレント・マジョリティが声を出す)」も、こういう伝統的価値観の保守層が支えて、その中から出てきたのが、トランプである。

 それも、トランプ支持者は、整然としていて、静かに歩いて、暴動を起こさず、暴力を振るうことなく、実直にスローガンを掲げて、数十万人しても、マスコミは数千人といわれても、またマスクをしていないと言われても、実直な姿に感動した。こんな表現にも、メディアは実に悪質であること表している。

 トランプには自分は神から選ばれた者であるという信念を持ち、強い意志と指導力があるリーダーである。また、その周りには、神は正義に基づき正しい審判を下すと信じているパウエル弁護士がいる。単なる表面的な信頼関係でなく、もっと強いもの目に見えない神という存在でつながる信頼で結ばれた共同体であるから、トランプ陣営は強いのだと私はそう思う。