権威は統治者から民への信頼によるものが一番安定している。と私は思う。比べてはいけないが、日本古来の皇室はそういう意味では安定していた。京都御所は、今のワシントンDCとは真逆にあるかと思える。古来から日本はそんな風に、皇室を見ていた。民は権威を重んじ、皇室も民を信頼していた世界的にユニークな関係性だと思う。
(第7回 なぜ京都御所にはお堀がないか?)
しかし、不正選挙で権力を収奪したと疑われるバイデン政権は、ミャンマーのクーデターに恐怖し、怯えている。さらに大統領がいるとされるワシントンDC付近をさらに警備体制を強化し、大統領令乱発しているのも、権力を濫用しているし、権力を行使して無理やりにでも、権威を示したいという思いもあるのであろうか。
ただ、民は怒りだした。不法移民の無条件解放にテキサス州での提訴、アリゾナ州もそれに続き提訴、ノースダコタ州議会でも、1)バイデンの大統領令が違憲・違法の場合、無視することを義務付ける法案提出、2)連邦法中立化委員会の新設。こちらは民主党主導の連邦議会の法律についての防御策であろう。州務長官が違憲・違法かどうかの判断をする。(カナダ人ニュース)
大統領選で隠れた争点、連邦と州の関係性について、米国は州の独立自主性を重んじる判決なり、政治的判断が強いと私は感じたが、バイデン政権は、連邦の権限を強めたい意向で、それに対する共和党支配州の反発で、分断分裂をわざわざ引き起こしている感が強い。連邦政府と議会の暴走を州が止めている。これがいつまで続くのであろうか?そんな幸先の悪い政権のスタートである。