世間の片隅でそっと叫んでみる。

一般人で無名の中高年のオヤジが、ブログという世間とネットの世界の片隅で、ADHD(多動性注意欠陥症)を抱えながら、政治や経済などを意見してみる。

やっぱり闇が深い芸能界。反社とタレントの関係バレ引退→組解散で復帰匂わす動き→枕営業強要を告発→反論しても、ひっそりと干される同調者。ムラ社会が消滅しつつあると思う。#TVではできない話。詳しくはブログ本文で。

 今日は芸能ネタ。反社会的勢力の方々と(タレントというよりこの場合)お笑い芸人の怪しい関係は、これは今はアウトな話である。

 その昔、美空ひばりが田岡山口組長の経営する芸能事務所に所属していたとか、タニマチ以上につながりがあり、昔から興行モノを元々地元の顔役の暴力団(ヤクザ)が仕切って、チケットを捌いていた。

 今回の騒動は、島田紳助というお笑いタレントが急にYOUTUBEに出演した。これがマリエ告発騒動の発端になった。急に復帰に紳助が動きだしたのはなぜ?

 問題になった極心連合会が去年12月に解散して、島田紳助引退の理由になった暴力団がなくなったので、芸能界復帰に観測気球を上げてみたら、反対勢力につぶされたのがもうひとつの真相みたいだ。

 今の時代からするとひどい話が、当時のモラルでは軽いノリでのおふざけで、枕営業をしろと、紳助サイドにいた芸人らに悪気なく言ったことが、被害を受けた相手が深く傷つき、大きな問題に発展した。

 出川など同席者らは、反論を出しているが、やはり今の時代は分が悪く、CM放映、番組出演などが取りやめが出たり、仕事が干され、おそらく、今後芸能界から追放されるだろうと考えられるのが現状である。厳しいけどこれが社会人としての責任が問われているのである。また、島田紳助の芸能界復帰は、この騒動で完全に消えたと思う。

 これならフェミニストが抗議するべき内容であるが、今回もだんまりしている。なぜ?暴力団が絡む話にうかつに口をはさむと、その筋からのクレームに恐れをなしているのであろう。

 その根底に、いい意味でも悪い意味でも日本らしいムラ社会がある。紳助はやんちゃ坊主でいい歳しても、子分を連れてやんちゃを続けていたが、時代の流れに、いつの間にかと取り残されて、裸の王様だったということだ。今なら、イジメやセクハラという犯罪的行為を咎めたり、告発はできても、15年前当時の意識では、まだまだ難しかったと思う。

 紳助のムラの中では許されていた多くのやんちゃは、まだその頃は、今はいない先輩世代らが、うまく両者をなだめて、調整する世話役がいて、こんな大ごとにはなってないと思う。不条理な話でも、きちんと話ができる大人が、表沙汰になるをできるだけ抑えてくれたかも知れない。なぜ、今回は紳助は、なぜこの肝心な時反社の人や先輩芸人に相談しなかったのか?問題を軽く考えた甘さがあるなと思う。

 それだけ、口うるさいけど、面倒見のいい世話好きなおっちゃんやおばちゃんがいて、ムラという小さな社会の中で、縁の下の力持ちとなって、ムラの秩序を守ってきたのが、これまでの日本社会だった思うのだが。

 私ら世代が定年まじかな歳になると、そういう機能を持つ大人がいない。もちろん、私自身もそんな役回りではない。下手に口うるさく言うと、プライバシー侵害と反発され、うかつなことが言えない社会になりつつある。

 あくまでも、これらはうわさと都市伝説になり、テレビでは詳しく報じられない話であろう。でも、ウミを出す意味では、真っ向から取り上げてほしいものだ。