世間の片隅でそっと叫んでみる。

一般人で無名の中高年のオヤジが、ブログという世間とネットの世界の片隅で、ADHD(多動性注意欠陥症)を抱えながら、政治や経済などを意見してみる。

#ユニクロは日本に所在する企業。多国籍企業に近い。でも海外はそう見ない。仏NGOが日本の企業として告発することに。#ウイグルの強制労働問題。

 ユニクロを展開するファーストリテイリングは、日本本社であるがグローバル企業(多国籍企業)であると私は認識している。なぜなら、企業活動は、日本だけにとどまらず、全世界に広がっているからだ。でも、海外では日本の企業と見ている。

 フランスのNGOに、強制労働や人道に対する罪の隠匿の疑いで、告発された4つの企業は、1)インディテックス(ザラブランドの所有者)(スペイン)、2)ユニクロ(日本)、3)SMCP(サンドロ、マジェなど)(フランス)、4)スポーツシューズメーカーのスケッチャーズ(アメリカ)になる。

 日本の企業として、ウイグルの強制労働問題について、この中に挙げられている。こうした仏のNGO動きはさすがで、自由と人権には情け容赦なくチェックをしてくる。

 「日本は最悪、韓国が反日になるのも分かる」(柳井正ファーストリテイリング会長兼社長)(中略)この人、政治発言してたのに、ここにきて政治的な発言しないって、かなり恣意的ですね。(「仏NGOユニクロを告発 ウイグルの強制労働問題」4月10日共同通信Yahoo News コメント)

 こんな偉そうなことや身勝手なことをおっしゃって大丈夫?と思った。案の定、アシックスに続き、日本企業が苦境に立たされた。こんなバリバリの反日だし、ユニクロは日本企業から外さないといけない。

 儲けるためには手段を選ばないという企業姿勢と企業倫理は、世界では受け入れられないと、フランスからNOを突き付けられた。都合が悪くなると逃げるのは、今のご時世では、目先のことしか考えていない企業のレッテルを張られる。

 でも、私は大いに反省している。ふと気がつけばユニクロ製品を多く購入していた。安くて機能的で飽きの来ないシンプルなデザイン、いい仕事しているけど、ウイグル強制労働でできた製品ならば、それらはアカンとしか言えない。

 だから、私はほかの人が言うボイコット(不買運動)は呼びかけない。企業としてアカンと言っても、そこまでの運動をするだけの意味や価値を、自分にあるのかをまず問いかけている。だったらそんな恩恵を受けておいて、批判する資格はあるか?

 まずは、ユニクロがどう声明を出すかによって、期待はしてはないが、目先ではなく、長期展望に立って、時間をかけてもこれらの企業が正しい判断すると。できないならば、今後の対応を考えようと思う。