世間の片隅でそっと叫んでみる。

一般人で無名の中高年のオヤジが、ブログという世間とネットの世界の片隅で、ADHD(多動性注意欠陥症)を抱えながら、政治や経済などを意見してみる。

#カゴメ新疆産トマト使用停止。#三陽商会新疆産綿花の代替素材を検討。一部の日本企業がやっと動き出すも、日本政府に歯切れ悪さを感じるは私だけ。

 ウイグル問題はかなり深刻な事態に陥っている。ASPIで指摘されてない企業のカゴメ三陽商会から、きちんとしたメッセージが出てきた。特に三陽商会の声明は、新疆産綿使用を認めて、代替を検討までの言及は影響が大きい。ユニクロ良品計画などは、ノーコメントなどのもう少しきちんとメッセージを出すべきであろう。 

 政府としても、日本企業から情報取集をして、外務省・経産省と官邸らが先手を打つなどがなく、報道された内容への返事で具体性に乏しく、本当に国益を守るとか、企業活動を守る責任を果たせいているのか?私には疑問を感じる。

 おそらく、初めからこのリスクが見えたわけではないが、経済と政治は、資本主義国家では、分離されているが、共産主義の中国では、いつも、向こうの都合で、絡められて、身動きが取れないように、日本企業を丸め込んできたと思う。

 このチャイナリスクは、様々な意味で、今企業に大きな影響を与えていて、政府が中国との間でうまく調整や誘導する力を持たないと、単なる企業の利益ではだけでなく、国益まで影響があり、その結果をどう国が考えるかを問いたい。

 「日本企業の正当な経済活動が確保されるよう適切に対応したい」との加藤官房長官の発言は、単なるキレイごとで終わってしまえば、中国の思惑通りに、日本企業の多くが中国の圧力に屈するするなら、意味がないと思う。

 中国が民衆主義国家の価値観である人権を核心的価値観にしない限り取引を続けることはできない。また目先の利益優先で取引を続けることは、企業活動を停止せざる得ない状態になる。そう相互に理解することと。政府がお困りこれらの国々から、自国企業を守れないなら、政府の介入ではなくて、政府としての存在意義はないと思う。