世間の片隅でそっと叫んでみる。

一般人で無名の中高年のオヤジが、ブログという世間とネットの世界の片隅で、ADHD(多動性注意欠陥症)を抱えながら、政治や経済などを意見してみる。

#ハーマスのロケット弾攻撃。原因はエルサレムをめぐる争いだった?そこに絡むBBCやAPなどの反イスラエル姿勢の報道と、イスラエルの政治事情が紛争を大きくしていると思う。知らんけど。

 及川幸久 THE WISDOM CHANNELでは、現地ではどうなっているのかを含め今回の動画ではうまく説明と解説してくれていた。 

 今回の異例なこと。1)ロケット弾の数が異常に多いこと。2)アイアン・ドームが破られ犠牲者がでたことらしい。鉄壁のミサイル迎撃システムが破られたことで、イスラエル側の民間人に犠牲者が出たことが大きい。

 勉強になったのは、この動画では、東エルサレムの土地の権利をめぐるアラブ人対イスラエル人の民事裁判で、ユダや人側に有利な判決が出て、アラブ側が憤り、それにラマダン(断食の週)が重なり、アラブ側の怒りが爆発したことが出発ではないかと言われている。

  イスラエル政府は、ワクチンをパレスティナに回してないとか、金銭支援もしてないとか、イスラエルは言われ放題だし、BBCイスラエルには厳しい姿勢の報道だし、当時のジャーナリストは、ハマスの戦闘機は定期的に「APのガザ支局に突入し、スタッフを脅迫し、APはそれを報告しない」と主張した。」(FOX NEWS)

 マスコミはユダヤ系の人が多いのに、出身国が保守政権だと批判気味なの?ここにも一筋縄にはいかない事情がありそう。アラブ側にも同じことが言える。イスラエルが周りが敵に囲まれても、数量的に勝てないはずが、アラブにも事情があって、パレスティナ自治政府も、ファタファのPLOシーア派のハマースの対立がある。お互いに殺し合うくらいの勢いで憎しみあっているので、そもそもそこが平和で安定が望めない。

 パレスティナも、現地で聞くと、アラブ世界からは歓迎されてない客で、難民でアラブ諸国に行けば、時には迫害や虐殺の憂き目にあうこともある。でも、そんなことは、日本で、マスコミからは聞こえてこない。

 もちろんイスラエルも、ユダヤ教教の分類からすれば、正統派、保守派、改革派に大きく分かれていて、もっと極端な極右的なもの、超正統派もあるし、極左社会主義者もいるので、ユダヤ人が3人寄れば、4つの政党ができるくらい、自己主張がきついお国柄というのもある。移民で集められたので、元々バラバラなのである。

 日本のマスコミは、パヨクさんが多くて、パレスティナ大好き偏向スタンスなんで、中東問題では正確な情報は得られないと私はあきらめている。イスラエル国防軍空爆も、パレスティナ側民間人に死者がイスラエルの倍以上多く出ているが、必ず(Roof knocking) 事前通告をした上で空爆をしているので、パレスティナ側に死者が出ても民間人ではないはず。それと、アラブ人も中国人以上に、大げさな言い方をする。話を盛るので、本当の数字かどうかは分からない。

 今回の紛争は、イスラエル政権とハマース(パレスティナ自治政府)の対立であり、イスラエス国内紛争と見れば、どちらの陣営も、政治的主導権をとるために、格好の口実になったと思われる。ネタニヤフ政権も、組閣できない状態だし、ハマースも、総選挙がされない限り、政治的実権が握れないので、小さい規模で、ほとぼりが冷めるまで続くのではないだろうか?