世間の片隅でそっと叫んでみる。

一般人で無名の中高年のオヤジが、ブログという世間とネットの世界の片隅で、ADHD(多動性注意欠陥症)を抱えながら、政治や経済などを意見してみる。

障害者支援(特に発達障害について)とは、まだまだ難しい問題と思う。


 以下のことは、今私自身の経験から言うので、一般論でなく、かなり特殊な例ということを大前提にしていることは、最初にお断りしておく。

 

 1)支援機関があっても、細かな対応ができてない現状

 私は、ADHDという発達障害のカテゴリーに入る立派な障害者で、現在手帳も取得している。手帳の更新するに、医師の診断書が必要だが、通院している病院が、遠いところにある。3~4か月に1回程度で、土曜しか通院していないので、今はいいが、定年後に、そこまで通院を続けるのは、しんどいかと思える。

 そこで、支援センターで以前紹介してもらったので、別の医者がいないかと、電話で聞いてみようとしたら、電話相談が最初必要で、それは火曜から金曜の午後1時半から2時間まで、祝祭日はもちろん休みだし、仕事中の空き時間を作って、しなくてはならない。仕事をしている身には、ちとツライサービスである。

 また、電話が繋がっても、対応はできているが、細かな情報提供はなされてなくて、ネットをこれこれを検索して、また、そこのサイトに、載っているので、それを参照して云々という回答であった。

 決して、少ない人員限られた時間と予算で運営していることが予想されるので、ここまでも対応してもらっていることに感謝はしたいが、さらに、時間を増やすとか、もう少し、相談する人に寄り添って欲しいなとか、痒いところに手の届くような対応ができたらいいのに、現場はなかなかそうにもいかない厳しい現実があるんだろうと思う。

  

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2)障害者の支援を受けるにはどうすればいいのか?

 会社の同僚に、身体障害者手帳を受けようしている人がいて、たまたま私は精神障害というカテゴリーなんで、そのまま適用できないまでも、同じ市役所の受付窓口にもなるので、以前役所あったこういうしおりを見せようかと思う。

 地元の行政機関で、具体的なサービスが受けられるようなことは、こういうパンフなどを見ないと分からないし、まずは、担当窓口に、色々と聞く以外に方法はないと思われる。

 

 だからと言って、適切な処置ができるわけではない。現行の施策では、十分な障害者対策がとれるとは思えないし、そうなっていないと思う。まだまだ道半ばであって、今後改善されなければならない部分は多いと思う。

 そういう意味で、政治的な手法を駆使して、もっと行政に働きかけていかないといけないと思う。そのためには、さらに細かに問題点を抽出し、データー化見える化をして、アピールしていかないといけない。

 まだまだ、発達障害は、本人でも分からない部分が多くて、 社会全体に理解と協力を求めていかないといけない課題が多く山積している。