世間の片隅でそっと叫んでみる。

一般人で無名の中高年のオヤジが、ブログという世間とネットの世界の片隅で、ADHD(多動性注意欠陥症)を抱えながら、政治や経済などを意見してみる。

大阪都構想と大村知事ルコール運動、地方の民意が日本の政治を動かす時代になったと思う、

 両方とも、全国ニュースで、あまり大きく取り上げられてない。でも、住民投票や署名を通じて、地方政治を左右するイベントであり、地方というものの、それぞれ人口規模が大きくて、今後の政治の行方を占う動きであると思う。

 ここでは、問題を深堀することは敢えて行わないが、あまりふたつの政治的イベントを並べて、取り上げた記事がないので、以下の通り、軽くうわべだけを等って私なりの論理で、展開していく。

 

 1)知事リコールで、一度決まった民意を翻すクーデターとなるか?

 

 地方の首長のリコールは、これぞ民主主義と言える。自由にモノを言えて、議論できる環境下で、許された選択肢を住民が行使できるという。

 今回は、あいちトリエンナーレでの大村知事が見せた対応に、「税金で天皇を燃やした展示反対!」というスローガンを掲げて、高須克弥院長がお辞め下さい大村秀章愛知県知事 愛知100万人リコールの会の会長として、リコール運動を展開している。一度選挙で当選した人を表現の不自由展が不当な行為としてリコールできるのかが争点になるかと思う。

 私が思うに、そもそもリコール請求されること自体、残念なことだが、ご本人に人望があるとは言えない。いい例えではないが、江戸時代に一揆や逃散や直訴をされる領主などは、ご公儀からお咎めを受けたように、知事として良い評価はできない。

 ただし、現在の社会システムでは、法的に責任を問う事は、住民によるリコール請求しかない。あるいは次回の選挙に当選するか。それらで評価するしかない。どっちに転んでも、今現在の正直な民意だと思う。

 リコール反対支持者らの妨害活動とかが聞こえてきて、表現の自由ならすべて許されるという妄信があるし、税金でやらなくていいことを賄えという主張。VS皇室及び戦死した軍人の尊厳を守れ、故人公人であっても、人権は守られるべきという、またそんな展示をやって税金を使う意味なし主張だと思う。

 

2)捲土重来2度目の大阪都構想への住民投票実施へ

 

 大阪維新の会VS大阪市議会自民党+共産党との抗争であり、全国レベルの視野では、大阪府大阪市の二重行政の解消は理解できる。ただ、当事者の市民が生活するうえで、不便や不利益になったりしないか?

 これは、大阪維新の会が、一度僅差で惜敗したのに、再度住民投票にチャレンジしているが、自民党の地方部会がまた中央と対立して、何か歯切れがよくない。また、選挙であれだけ強い維新が住民投票で否決される不可思議さがある。

 ここは、小泉政権VS抵抗勢力を見ているようで、今回は、本懐を遂げそうな感じがする。私自身も部外者なので、大阪都構想がどんな効果を生むかは想像できないし、そもそも大阪都構想って何?レベルで、あまりツッコんだ意見はない。

 

3)まとめと感想などEetc・・・

 

 2つのトピックとも部外者でありつつも、でも、その結果は、民主主義政治の住民の意思であるので、すごく重い判断であると思う。自分の意見以外は排斥するということではなく、お互いに尊重し合うことを民主主義は原則にあるので、どのような結果であれ、それは、今後の日本の政治を大きく動かすことになると思う。

 ただし、これらを妨害したり、デマを流したりするのは、あまり、民主主義としては、健全ではない。どこかの誰かさんらは、徹底的に、反対勢力を不正な行為で、否定したいようだが、正当な意見をまっとうに主張して、評価されないといけない。それには、正しく自分の意見を伝え、伝統的に守るべき価値観は守り、正しく国民としての義務を果たして、権利を行使しなければならない、

 屁理屈で、長々言い訳をするのでなく、ごく簡単でシンプルなこと。ただそれだけだと思う。