世間の片隅でそっと叫んでみる。

一般人で無名の中高年のオヤジが、ブログという世間とネットの世界の片隅で、ADHD(多動性注意欠陥症)を抱えながら、政治や経済などを意見してみる。

10年前に発生した尖閣問題の処理でも、真偽は別にしても、所詮民主党政権は、悪夢だった。悪夢はもうたくさん。

 今更こんな10年前の話が出てきても、いや、ことは当時の官邸が、中国に忖度して、米国にも気を遣いで、しかも、逮捕から即釈放という中途半端な対応で、一方的な方向転換に、前原氏の話す裏事情があったとは、呆れてしまったが、同時にさもありなんと思う。さっそくツイッターで否定している当時の菅直人元首相、及び福山元官房副長官の慌てふためきぶりも、示し合わせや、そこの浅い言い訳だと判断してしまう。

  


 こんな話が漏れて出るとは、民主党は何も意見調整できない組織で、閣内の見解の不一致なんて、見苦しいこと甚だしい。菅直人元首相の顔に泥を塗るわけにいかず、結局は仙谷元官房長官の指揮権発動で、幕引きで終えたいんだろうし、今更こんな不祥事を世間に広めて、旧民主党再結成の出鼻をくじかれたくない思いが、なぜか伝わってくるのは私だけなんだろうか?

 仮に前原証言が不確かなモノであったとして、そんな話がまことしやかに出て来るとは、何か、事実以上に政権内部と外交上の深い闇があって、誰も触れてはならないものになってしまった。今回の騒動も内ゲバなんじゃないのと思える。

 その場で菅氏が公務執行妨害容疑で勾留中の船長について「かなり強い口調で『釈放しろ』と言った」という。とか、菅氏は「オレがAPECの議長だ。言う通りにしろ」と述べた。(上記産経新聞記事より)という言葉は、旧民主党にはなかったことになる。中国共産党天安門事件である。もっと深堀りした取材や、情報提供が待たれる。

 イラカンと言われた菅直人氏、イラチですぐに結果を求める性格で、官僚が困っていたとかいう噂があり、また、民主党政権時代に流行ったコピーで、「永田町で、一番変なのは、鳩山由紀夫。一番悪いのは、小沢一郎。一番ずるいのは、菅直人。」で、ついた字名は「ズル菅」らしいが、当時も今も変わらずに、そんな狡さを発揮されたんだと思った。だから、民主党政権こそ悪夢以外の何物でもない。信用できるかと。

 解散総選挙で、新党立憲民主党の議員の真意を今問うべきであろうかと思う。早期解散で、国民の真意を問うべきと思うし、新政権の実力を確立するためにもそう思う。