金曜昼に突然、菅首相の自民党総裁選不出馬を表明と速報が出て、久々にびっくり。これで政局が一気に進んだと実感した。総裁選の勢いで、総選挙に流れ込めば、世論は確実に、東京オリパラ開催成功も相乗効果になり、自民支持に流れると予想できる。
あと野党がちゃごちゃ言っていたのは、菅首班での総選挙がなくなり、政権批判を争点に得票を伸ばせる目がなくなり、ガッカリだから、中身のないカスみたいなことを言ってはるなと、支持率低下の流れと一緒にマスコミもそこに乗っかり、政権批判したかったのに、肩透かしを食らって、私はいい気味だと思った。
この光景は、竹下登当時首相の辞任の弁「もののふの出処進退はある日突然決まる」と言ったことを思い出させた。いい意味でも、悪い意味でも、田中角栄政治の後継者で、当時の現実の自民党政治の体現者である竹下氏。マスコミは、金権政治のダーティーなイメージなどと、悪口を言いたい放題だったと記憶している。ただし、この辞任の弁は、新聞記事にあると思うが、ネットには残っていないくらい、マスコミの竹下嫌いは重症なんだろう。
ともかく、当時は悪い政治家イメージをマスコミは印象操作に必死で、金丸信との確執など面白おかしく報じて、政権末期でレームダック状態も、センスも知性もないおバカなマスコミにこの言葉を言い放った。一流の政治家として、竹下氏として、タイミングを見図ったパフォーマンスだと思うが、心意気と矜持を内外に示した判断と行動だったはず。
つまり自民党は、こうした危機でも、政治家としての本懐を発揮する政治家がまだいるわけだ、強権で剛腕な政治家であると批判されても、菅首相は、有能なたたき上げながら、同じく一流の政治家だから、潮時というタイミングを理解して、出てきた判断と行動だろうと私は思う。
対する野党は、脊髄反射での嫌悪感を示した。要は一番やられたくない一手だったからと思う。受け止められない器のなさ、万策尽きたアホな政治家ばかりが多くて、=権力闘争好きな政治屋だし、国民置き去りなコロナ後回ししながらも、今更コロナ対策を責任を持てとか。
どの口が言うのか、見識と力量のなさを見て、政権取れないし、候補者数からしても、本気で政権を取るのかを疑いたくなる政党だし、一流でもないああいう程度の政治家が多すぎて、責任ある政治は期待できないと思う。
特定野党さん「スガ辞めろ!」→「スガ辞任、無責任だ!」という野党のオバカさぶりを見て、相変わらずの策がなさすぎだし、烏合の衆で、反対だけで生存証明しないといけない立憲民主は、大きく不利な立場に追い込まれ、株式市場は菅退陣を評価し株価を上げて、あとは世論がどう動くかが焦点になるが、野党支持率が回復するには、かなり厳しいと予想される。
悪夢の民主党時代に逆行するのは嫌だという世間様に、何一つケアできていない特定野党は、おそらく世間一般人々は自民党のコロナ対策を支持せざる得ない。モリカケ桜一本槍でだけで、政権は転がり込まない。自民党のコロナ対策を超える行動と施策を見せない限り、挽回はほとんどないと思う。
それとマスコミの会見での暴言は、知性のかけらもない。会見は後でするんだから、アホなくらい食い下がっても、何も得ないし、これを動画から削除していたが、こんな報道であるから、程度が知れている特定野党と全く同じ。低俗な報道機関だと言える。
政治は一寸先は闇ということを今回の菅首相の言動に見たが、政局はまだまだ総裁選開始まで続くから、政治オタクには楽しいと思うが、ともかくコロナ対策を無事に進めて、安定した政権を期待したい、まだまだ自民党政治には、頑張ってもらいたい。