世間の片隅でそっと叫んでみる。

一般人で無名の中高年のオヤジが、ブログという世間とネットの世界の片隅で、ADHD(多動性注意欠陥症)を抱えながら、政治や経済などを意見してみる。

学術会議問題は、国民の内閣支持率は変わらない。特定野党と特定マスコミの皆様はこの結果をどう総括されますかね。→単なる私のつぶやきですが。

 ちょっと挑発したタイトルですいません。ばかばかしくて、毎度新聞記事で、学術会議は正直面白くない。新鮮な刺激が足りない。特定メディアと関連の知識者など多くの方々に、まだ続けるのかと最近はあきらめとため息と尊敬をまなざしになってきた。

 で、その結果、多くの日本人の心に響いたのならいいが、この数字という事実は、日本人は現内閣に失望し、政治不信になっていない。この結果をどう受け止めるのか、お伺いしたいものだ。

 日本テレビの調査では、「「人事に関することなので、答えは差し控える」という首相の説明に納得できますか、納得できせんか。」で、納得できる33%。納得できない56%。答えない11%だった。

 一方NHKの調査では、「日本学術会議」が推薦した会員候補の一部を任命しなかったことについて、菅総理大臣のこれまでの説明は十分だと思うか聞いたところ、「十分だ」が17%、「十分ではない」が62%、「わからない、無回答」が21%であった。

 思うにNHKの聞き方は、やや恣意的さを感じるが、それでも、内閣支持率は高位定着傾向なので、内閣支持56%、不支持19%。(NHK世論調査)と、(内閣を)支持する69%、(内閣を)支持しない19%。(日本テレビ世論調査

 なので、学術会議の任命見送りについて、首相の説明を納得うんぬんよりは、そうせざる得ない判断を国民は内閣を支持したと私には思える。それと、学術会議がそのことを政府に強く抗議したのでなく、任命を外された学者の方々と、その支持者らの抗議する意見を聞いて、また、これまでの経緯を国民が広く知ることで、より学術会議の在り方を考えるきっかけになり、組織を抜本的に考え直し、行革対象であるとか、議論を起こしたので、この結果は仕方ないと思える。

 で、この学術会議問題の構図を考えると、いつの間にか、政府+首相官邸サイドが行政改革で、学術会議をこれまでの在り方を見直し、組織改革するみたいな動きで、学術会議+任命見送り6名+特定マスメディア+擁護派の識者の方々を抵抗勢力に見立ててしまう。改革しなきゃいけないのに、なぜこの人らは抵抗しているの?と見える。

 申し訳ないが、その構図で固まると、いくら議論を重ねても、国民不在で、専門家以外は口出し無用とか、黙って任命したらいいとか、任命見送りされてにもかかわらず、居直って、国民から権限を委託された首相をののしっているようにしか見えない。これは、別に首相側とか与党側がレッテル張りをしたわけでもなく、自然な流れで、こうした対立関係になったので、これをひっくり返すのは容易ではない。

 でも、特定マスコミは、まだ下らない決め手のない追及を続けている。結局モリカケ桜でダメになり、しかも、森友問題は財務局職員の自殺の原因について、首相を追い詰めたのに、逆に野党が自殺に追い込んだのではと疑われ、逆に一転不利になり、特定野党は一切その件を言わなくなったのも、日本人をバカにするなと言いたい。その変わりが学術会議問題で国会で質問するって、今コロナで大変なのに、野党は国会と国民を軽んじているとしか思えない。特定メディアも同罪だと思う。

 嘆かわしいことに、大人が、いい歳して、いつもどんなことでも、政府に反対し、アベガーさんらは当時の安倍首相を人格否定を繰り返してきた。自分らの考えに合わないものは徹底的に糾弾し、それが彼らの正義である。でも、私が見ると、ご都合主義以外の何ものでもない。もう一度、国民に向けて、きちんと筋を通して、政治をしてほしいものだ。