世間の片隅でそっと叫んでみる。

一般人で無名の中高年のオヤジが、ブログという世間とネットの世界の片隅で、ADHD(多動性注意欠陥症)を抱えながら、政治や経済などを意見してみる。

これはあくまでもデマ。フェイクニュースです。妄想話。本音は東京五輪は中止したいけど、森会長失言に、中止に前進できるとほっとした連中がいたに違いない。

 以前東京オリンピックの協賛企業から、スタッフ社員が契約切れで本社に帰り戻って来ないとか、現場が中止に向けているんじゃないかとか噂が流れていたが、IOC会長、JOC会長など主要役員は開催することを主張していた。

 今更いや現段階では簡単に中止は言えない。しかし、現状は日本初め全世界を見ても、コロナ対策が十分に進んでいない。ワクチン接種も最近始まり、数量的にも、全世界の隅々まで普及させるのはなかなか困難である。

 

 ブルームバーグ通信は(1)ワクチン接種が始まっても感染が猛威を振るっている(2)緊急事態宣言が出た日本での感染率が依然として高い(3)世論調査での開催支持率の低下―の3点を理由に「安全に開催できるか疑問を投げ掛けている」とした。(「東京五輪中止の可能性報道、欧米メディア」2021年1月16日付日本経済新聞

 

 特にここ最近米国メディアからの否定的な意見は多く見られた。まるで観測気球のように、日本国内の一般人の反応を探っているかのようで、マスコミのこうした記事の出し方は、お上がどう判断するのかをじっと様子見だと思える。

 

 ただし、公式な声明は「開催を予定している」しか言えないであろう。ところが、ここに来て、森JOC会長の女性蔑視発言が出て、ことの真意については会見の通りであろうが、記者の煽り、誘導尋問等、マスコミはまさにゴミクズみたいな対応であるし、森氏と開催の両方ともに、やめさせたい意図を感じる。

 

 JOC組織が混乱をきたした。→コロナ対策不十分での感染拡大の懸念。→ワクチン接種に遅延や数量未達→参加者を集めらない。→開催を残念するのではないかという不幸なオチが見えてくる。

 

 保守系・リベラル系のそれぞれに、開催に慎重な意見は多いし、今の状態で開催は非常に困難であると思える。実務者レベルでは、具体的にどうするのかなど段取りは決まっていても、非常にあいまいな状態で、こちらもコロナ、ワクチン、医療体制について、再検討する段階であると思う。

 

 聖火ランナースタートまでには、結論が出るであろうと思うが、ここでも、開催か中止をはっきりと、どちらになるかをキチンとしないといけない。私の本音はどっちでもいい。日本が損しない話なら納得する。