世間の片隅でそっと叫んでみる。

一般人で無名の中高年のオヤジが、ブログという世間とネットの世界の片隅で、ADHD(多動性注意欠陥症)を抱えながら、政治や経済などを意見してみる。

プーチンはSNSを完全に敵に回した。これはトランプ落選バイデン当選と全く同じ構図。やがて露宇停戦となっても、プーチンの権力は確実に落ち、失脚か暗殺はあると勝手に予想。まだ命があるだけ、トランプはマシだなと感じると私は予想している。

 トランプがいれば、プーチンの暴走はなかったかも知れないという意見がある。確かにそうかもしれない。でも、トランプも今はそんな公的な権力を有していない。2020年の大統領選挙は、バイデンが勝ったのではなく、もう一つ側面は、トランプがSNS相手に戦って完全に負けた選挙だった。

 そのトランプの盟友であったプーチンは、その時からSNSから、次の標的として、失脚することを企てていたのではと私は邪推と妄想している。二人とも、保守的価値観の持ち主だし、権力者として、非常に有能であったが、SNS側の利益とは相反している立場にあり、SNSサイドには非常に邪魔な存在であったと思う。

 現在の米政権は、みんな大好きな陰謀的な邪推すればSNSが作り上げたもので、その影響力をうまく行使してからの、NATO+ウクライナVSロシアの情報戦争であったと思う。地上戦では、ウクライナは、ロシアに戦力では量的に圧倒していて、侵略者は短期で終了させるべき戦争なのに、ここまでウクライナが善戦するとは世界中もロシア軍は想像できなかったはず。

 ともかく、今はロシアが例え真実を言っても、国際世論は、絶対に信じてもらえない状況と空気を完全に盛り上げに盛り上げて、皆ウクライナを応援するように、SNSと従来のマスメディアは、そのムードの土壌を形成して、ロシアサイドが挽回する余地はほとんどない。

 先ほどフジTVのMrサンデーで、米国CIA中心にした特命班タイガーチームを取り上げていたが、今回のウクライナ侵略は、完全に情報戦(プロバガンダを交えた)で、情報を優位にしたウクライナが、局地戦でもロシアに効果的に大きくダメージを与えた。

 米国の思惑通り、外交努力を重ねて、経済封鎖の圧力で、NATOとロシアの軍事での正面衝突と世界大戦化を回避して、ウクライナ軍を後方支援し、戦争を長期化させて、ロシアを兵糧攻めのごとくじりじりと苦しめて、停戦に持ち込むかを目標にしていたのではとド素人の私には思える。

 だから今誰でも大きなパワーをもつ者はSNSを敵に回すと、全世界を敵に回すことになる。まるで、第二次世界大戦大日本帝国ナチスドイツのように、それと全く同じ扱いとなって、プーチンは、まるで裸の王様のようで、体の具合も悪いとか言われ、精神もおかしいとか、狂気の独裁者扱いである。

 やがて、ロシアとウクライナは停戦になるはず。これ以上戦争続ける意思をロシアは無くすように仕向けられて、1)ウクライナは今の悲惨な状況を乗り越えて独立を勝ち取るか?あるいは、2)ロシアの思い通りに、ゼレンスキーを排除して、ウクライナを親ロシア政権にするか?誰もその行方は分からない。

 だだ今後プーチンは生かされても、殺されてものいずれにしても、ロシアは、必ず捲土重来を狙うはず。NATOの軍事包囲網を寸断するか、あるいは地政学的な優位性を求めて、シリアやトルコの同盟関係を使って、今回の反省に立って、遠い将来中東に足がかりを求めていくかも知れない。

 仮にプーチンがいなくなっても、誰が指導者になっても、このロシアという国の性格上、必ずやこちらが侵略しないと、逆に支配されるという猜疑心まみれで、危険なロシアの軍事野心は、なくなるはずはないと考えるからだ。