世間の片隅でそっと叫んでみる。

一般人で無名の中高年のオヤジが、ブログという世間とネットの世界の片隅で、ADHD(多動性注意欠陥症)を抱えながら、政治や経済などを意見してみる。

<米大統領選>(欄外編)Politifactはまず Candace Owensを敵にしたら、それはアカンのと違う。ファクトチェックがファクトチェック返しされたら、あんた方お仲間は偏向している証拠ですな。

 保守派の手強い相手に、ケンカを売ったポリティファクト。(註1)その勇気は称えたい。憎き宿敵だから、その行動はしょうがないと思う。

民主党大統領候補ジョー・バイデンは次期大統領ではない」という(FACEBOOKの)投稿に「虚偽」のラベルを貼った。(中略)PolitiFactがこの主張を虚偽と判断した。オーウェンズ氏はその後、訴訟を起こすと警告した。」

大紀元・エポックタイムズより)

 

 でも。「人気保守派コメンテーターであるキャンディス・オーウェン氏(註2)」だよね。彼女はそれまで積極的なトランプ支持者でもなかったのに、変わられたようで、でも怒らしちゃダメでしょ。この方は分かっているだろうけど、かなりやっかいな相手なのに、ポリティファクトがトラの尾を踏んじゃったよ。

 

(註1)

ポリティファクト (英: PolitiFact.com) は、政治にまつわる発言・声明の信憑性をファクトチェック (事実検証) するアメリカ合衆国のサイトである[3]。

(註2)

キャンディス・オーウェンズ(Candace Amber Owens Farmer, 1989年4月29日 - )は、アメリカの保守系の作家、政治評論家、政治活動家である。

出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

 

 「事実無根じゃ」とこんな下品な言い方は決して彼女はされないと思うが、かなり怒り心頭で、同氏代理人により、法的措置をとられた。ポリティファクトがたまらずに、「修正が適切であると判断し、誤った(虚偽の)ラベルを削除した」そうで、こんな悪手よくやったもんだと感心した。

 

「​PolitiFactはフェイスブックから資金提供を受けており、フェイスブックが事実確認を行うために利用している約12のウェブサイトのうちの1つである。PolitiFactは主観的な判断が多いと広く批判されている。」(大紀元・エポックタイムズより)

 

 ただし、1つ目の推察として、もしこれが仕掛けられたポリティファクト側の炎上商法ならOKである。アメリカ国内に、ポリティファクトの悪名をとどろかせたわけである。

 しかし、二つ目の推察では、「上から言われましてん」とFACEBOOKから圧力、もしくは積極的に行動した。あるいは忖度してしまった。イデオロギーと偏向した価値基準に基づき、悲しきサラリーマン的な行動であったこと。

 さらに3つ目は、感情的に許せないので、ともかく、憎しみと悪意で、後先考えずに、虚偽のラベルを貼ったというおバカ丸出し、自爆行為の暴挙に出たこと。

 おそらく、2つ目と3つ目であろうし、それであれば、自業自得であって、同情の余地は全くない。ナチュラルな関西弁の日常会話ではよく聞こえてくる「あんたそりゃアホちゃうの」となる。そういう見立ててでいいだろうと思う。

  しかしまあ、どことは言わぬが、あそこらと同じ穴のムジナでありながらも、ポリティファクトは特に独特のエッジがかかっているから、各方面から、批判されるというのは、あながち理解できる。

 

「攻撃したい人物の言動を集中的にチェックするなど、ファクトチェッカーの主観に基づくものになる、あるいは悪意のある行為にまで使われるというリスクが出てきてしまう。」(「そのファクトチェックは本当に正しいと言えるのか?」JBPressより)

 ファクトチェックとの付き合い方は、そんなリスクを抱えているものと割り切ってみないと、彼らのデマやフェイクに惑わされてしまうと思う。今後でも、こういうファクトチェックへの訴訟は増えるだろうし、AIとかがもっと進化すれば、あまり意味や意義のある運動ではなくなるにではと私は思っている。

 

「(ポリティファクトは、)一方で、独立監視団体や共和党民主党からも批判がある。保守・リベラル両サイドの視点からバイアスが掛かっているとの指摘があり、純粋な事実検証にはなっていないとの主張もある[5]。」

出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』