世間の片隅でそっと叫んでみる。

一般人で無名の中高年のオヤジが、ブログという世間とネットの世界の片隅で、ADHD(多動性注意欠陥症)を抱えながら、政治や経済などを意見してみる。

<米大統領選>トランプ支持者から怒られる話。#ペンス。彼は本当に裏切り者だったのか?真に保守であり、目に見えないことを大事にしたいと思える。誰も評価しないが、実直で将来を見据えて判断したと思いたい。

 米国議会暴動のショックのおかげで、かすんでしまったペンス副大統領のペンスカード。それを切らなかった彼の判断は、どうだったんだろう。やはりペンスは、トランプサポーターや共和党から見て、裏切者であったのか?

 ペンスが1月6日両院議員にあてた声明は、カナダ人ニュースとごうちゃんねるの両方から考えると、以下の4つのポイントになる。

 

1)今回の選挙では、多くの国民が抱く疑念を共有している。

→これはペンス個人として許しがたいと思っている。

2)しかし、私の副大統領兼上院議長としては、選挙結果を覆す権限を有していない。

米国憲法には、副大統領は、選挙結果を勘定することは書いていても、裁定で覆すことができるとは書いていない。そのことは、過去最高裁判事Jマイケル・ルティブが「票の数を勘定するだけ」と述べていたこと。

3)これは、熟考の末に下した決断である。

4)私は、憲法、歴史、神への宣誓の3つに縛られていて、忠その実に職務を遂行する。第6代大統領アダムズが「義務は我のもの。結果は神のもの。」言った通りである。

5)4年前の就任式で家族を前に誓った「Help me God」という宣誓を果たしたい。

 

 これをまとめながら、彼は裏切者か?と。人として、確かに小さき者かも知れない。

 だが、これは決して軽々しく扱うべき問題ではない。ペンスはきっと苦悩した上で出した判断でることを理解した。

 カナダ人ニュースは、「将来の副大統領が暴走することを防ぐことになった」と言及されていて、浅はかに、弱みを握られ脅されていたとか、勇気がなかったとは言えない。もし、ペンスカードを切っても、今回のように切らなくても、影響は大きくて、どちらに転んでも、ペンスは批判を避けられない。

 ただ、彼は職務に忠実にあったと思う。様々な憶測を呼び、苦境を甘んじて受け入れる覚悟で、上下院合同会議の議長を務め上げたと理解した。ただ、不正を議会でも追及できない法律はないのか?と、この場合は、せめて例外と認めてほしい。

 それと、ここから感情的な話になるが、それを利用して、トランプを追い落とそうしたペロシ民主党議員、反トランプの共和党議員、それに米国マスコミは許しがたいし、何も考えず追随して報道の日本のマスコミは許しがたいと思う。

 さも、トランプは負けたと鬼の首をとったような言い方だが、ペンスとトランプの苦悩をお前らは知りもせずに、追い落としてやがって、恥を知れ。それに、ビックテックも、これで不正はないと解釈したことは、根拠がない。詭弁そのもので、言論の自由を奪っているのだよ。

 保守であることは、今はネットで自由にできない。それは左派から排除勧告がされて、強烈な迫害を受けている。これは正常な状態なのか?トランプがすべて悪いのか?誰も言わない、一方的に締め付ければ、必ず反動は起こる。その覚悟が、サラリーマンばかりのビックテクの担当者にあるのであろうか?

 ペンスの裏切りではなく、これはペンスの苦悩である。彼は職務を果たした。ただそれだけで、それ以上でもない。しかも、将来を見据えて、自分の利益だけを求めていたら、副大統領の仕事を放棄すれば済むはずで、どれだけ楽であろう。

 それに、トランプは、もっと苦境に立たされるし、しんどい話ばかりである。でも、「結果は神の手にある。」。彼らが義務を果たせば、それはとんでもなく苦難に満ちたものであっても、必ず結果を与えていただける。そうだから、彼らは保守の政治で戦っているのだと思う。それが使命ってもんであろう。

 ただしリンウッド弁護士が言うことがもし本当ならば、私はペンスを許すことはない。保身を図ったと判断する。コロナの混乱が落ち着き、すべてが片付いたら、この答え合わせはできるであろうが、今は無理であると思う。

 

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ペンス書簡1

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ペンス書簡2

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ペンス書簡3