世間の片隅でそっと叫んでみる。

一般人で無名の中高年のオヤジが、ブログという世間とネットの世界の片隅で、ADHD(多動性注意欠陥症)を抱えながら、政治や経済などを意見してみる。

ウイグル問題を日本では大々的に報道しないし、できない理由に、言論の自由と表現の自由は、日本の報道機関にはない。さらにジェノサイト認定が広がり、北京五輪が危機に。

 ウイグル問題で中国への批判が強まっている。あまりにひどい内容で、各国でジェノサイト認定も、米国からカナダ、そして今度はオランダへと広がっている。これが、与党や政府は中国に及び腰と同じような歩調で、いずれも議会で決議された。

 しかし、日本では、申し訳ない程度、森失言にはマスコミは沸くけど、ジェノサイドは中国のご機嫌を伺い、あいちトリエンナーレでは反日行為を擁護し、反対意見を表現の自由とか言論の自由の侵害と切って捨てたけど、実際彼らの内情はどうなてんの?

 中国との日中記者交換協定、中国取材活動禁止、放映権停止など、メディアビジネスができなくなるので、中国のご機嫌を損な寝ないよう気を遣い、自国の評判を下げる活動にいそしみ、政権をディズることが本業なので、ウイグル問題やジェノサイド認定は大きく触れることはない。メリットが少ないからということ。これで表現や言論の自由は声高にいうのはムリってもんだろう。

 ということは、日本のマスコミには、実質的に言論の自由表現の自由はない。あるのは反日活動への言論の自由表現の自由だけは保証されている。噂ではCCPからお金も入るし、やらないと会社からの評価が下がる。反政府と自虐史観を広めていくことは、彼らに許されている権利と自由なのであろう。

 また事実を捏造しないと、都合が悪いことは論点をずらし、印象操作や切り取り編集しないと、どっかからの脅迫に晒されるから、必死なんだろう。それは、自分らに都合のいいフレーズとして、言論の自由表現の自由とは、メディアが言うとうすっぺらな言葉に成り下がっている。

 このままジェノサイド認定が広まり、そんな危険な国に選手派遣はできないと人権尊重する欧米諸国が、ボイコットすれば、北京五輪はなくなるだろう。それが、東京五輪に波及して、北京が東京五輪ボイコットを盾に、圧力をかけたり、マスコミがジェノサイト認定を積極的に報道しないとか、政治家が中国に忖度する理由の一つでもあろう。

 加えて北京開催地変更を米国議会で付帯決議されているので、もし北京五輪開催地変更になれば、うち一部代替できますよと、JOCと日本政府で言えばいいのにね。中共への嫌がらせとして。現実的ではないし、そこまでの根性が我が国にはないと思うが。

 それと、高橋洋一チャンネルでは、欧米が中国のジェノサイドに必死に抗議するのは、1936年ベルリン五輪開催の悪夢もあるのではと。当時ナチスユダヤ人迫害、ホロコーストを知りながらも、アメリカのルーズベルトが騙されてOKしたことで、ナチスの国家プロパガンダを世界が容認した苦い過去が北京五輪で繰り返すのか?今はその瀬戸際にあると言えよう。

 マスコミもそうだけで、企業が中国でビジネスをする以上、小さい部分で忖度するのは仕方ないが、かの国みたいに人権を無視する行為を容認すれば、国際社会では生きていけない。このことの意味の重大さを今気づくことができ、様々な意味で中国との関係は大幅に見直しに入ったと思う。