世間の片隅でそっと叫んでみる。

一般人で無名の中高年のオヤジが、ブログという世間とネットの世界の片隅で、ADHD(多動性注意欠陥症)を抱えながら、政治や経済などを意見してみる。

ロケット弾迎撃システム「アイアンドーム」と、ハマースはテロ組織で統治能力も正当性のない組織なのに、毎度そちらの肩を持つ報道はどうなんだろ?と現実的イスラエルの姿勢にサバイバルを見る。

  その昔知り合いがヨルダンからイスラエルに入国したことがあった。国境を通過するので、手続きやらで書類を見せたりしてると、マシンガン銃を持った兵士(階位が上の方)兼出国審査の係が、知り合いらの入出国の書類を破り激怒していた。

 おそらく、イスラエル入国書類のヘブライ語で書いたのを一緒にしていたので、用意周到なのが気に障って、平和ボケで無知の日本人に一発かましておこうと、「アラブの国でヘブライ語の書類を持ち込んだんかコラ」と脅しをかけたようだとか。アラブとイスラエルの対立は簡単なものでないと痛感したそうだ。

 で、今回のテロ組織ハマースとイスラエル国防軍の紛争は、アテにならない私の直感では、インティファーダみたいな騒ぎで終わらせたいような気がしている。鉄壁の「アイアンドーム」というロケット弾迎撃システム、空爆も意味なくだらだらしているのでなく、報復措置をきちんとしているだけという私の印象である。

 ガザ地区からの無差別的なロケット弾約800発を9割をこのシステムで迎撃しており、かつての首都テルアビブの様子でも、現実的にはサイレンが鳴って、各自自宅シェルターに避難していたり、そんな緊張があっても。ごく普通に夜の街に出歩いて店で買い物したりする一般人がいるようだ。

 確かに、前述の国境があっても、その境界のヨルダン川は大きい川でもなく、生活や仕事で出入りするアラブ人がいるわけで、不思議なことに、戦闘が続き日常生活が不自由な状態でも、イスラエル人もパレスティナ人も、みんな当たり前に生活を続けている。

 イスラエルでは道路標識が、ヘブライ語とアラブ語の2つを表記していた記憶がある。(アラブエリアはアラブ語だけだったかも)また、紛争は絶えないから、共存共栄なのか?お互いに相手に殺されたことは、プロパガンダために誇大に宣伝される。特にアラブ側は、表現豊かに大げさに言ってる感がある。それをまともに、受けてそのままタレ流す多くのマスコミは、程度が悪いと感じる私は、考えすぎなんだろうか?

 で、今回の紛争のハマース主役は、現在政治的に正当性がないのに、一般大衆の人気に乗って、任期が切れても政権に居座ったりとか、民主主義がアラブ世界ではあまりなじみがないようで、PLOと同じく正当で透明さがこの組織にも不足してそうだ。(PLOの団体の銀行口座がアラファトの個人名義であったとか)

 しかも、ハマースは残念なことに先見性や政治的判断にも欠けていて、同じシーア派のイランや仲の良かったはずのシリア・アサド政権とも仲違いして、トランプ政権で、オマーンカタールとのイスラエル和平も痛くて、資金源の国を失い、残る手段はテロや今回の紛争で、知名度パレスティナ内での力を誇示のため、私は、ロケット弾を乱射しているのではと、うがって見ている。

 同時に、『芝刈り』と言うことで、イスラエルは死なない程度根絶やしにしない程度にパレスチナとアラブを締め付けて、現実的は共存を模索する現実的な解決を イスラエルのネタニヤフ政権はゆっくりと腰を据えて検討している感じがする。だが、目の前に起きた不始末は、相手に示しをつける意味で、力を誇示し、空爆や小規模な地上戦への用意周到に進めていくのであろうと、私はそう考えている。