世間の片隅でそっと叫んでみる。

一般人で無名の中高年のオヤジが、ブログという世間とネットの世界の片隅で、ADHD(多動性注意欠陥症)を抱えながら、政治や経済などを意見してみる。

記者クラブというカルテルで結束するマスコミ?米大統領選の結果も同じ、どこも情報ソースが同じはおかしいはず。企業努力のない不思議な業界。

 アメリカは大きい国で、本当に州ごとに、法律が違うとか様々なことがあって、今回の大統領選でも、開票が州ごとに独自な取り決めに基づき、集計作業が行われているので、日本のように国土の狭い国で手早くできるわけではない。それがさらに、接戦とか、コロナ対策、郵便投票とかあれば、作業が煩雑になり、予想以上に手間取っているようなことみたいだ。

 今回調べていて気になったのは、民主党びいきのCNNと、共和党びいきのFOXでは、あまりに数字に開きがあって、しかも、CNNがバイデン優勢でも、勝利確定をなかなか出さず、逆に共和党色の濃いFOXが、バイデン優勢で早くも当確を出す奇妙な現象が発生した。FOXが共和党から文句を言われたとか。

 

 

 

 簡単に言えば、調査方法が違うので、選挙結果が異なるということになる。

 今回はAP通信が提供する有権者調査を利用するメディアと、エジソン・リサーチによる出口調査を使うメディアに分かれている。(朝日デジタルより)

 これは、メディアとしての企業努力で、うちはこちらを採用して、当選確実の制度を挙げている。というなら、それはそれで、アメリカの報道の自由の在り方だと思う。

 しかし、日本のマスコミ特に新聞等は、特殊な環境?なのか、外信ニュースの紙面のスペースは限られていて、しかも、ほとんどが、共同通信時事通信から配信されたもが多い。

 特殊というかレアというか、今回の米大統領選みたいな特集を組むような大ネタでないと、4ぺージ以上にならず、通常は広告込みの1から2ページ。占められる紙面スペースは限られ、大手ですら独自取材はそんな紙面を割けない。

 たまたまかもしれないが、大手新聞が全てFOXなどの使用の集計を採用は、おかしいのではと思える。バイデン推しのCNNは割と慎重に当選確定を出しているのに。しかも、どこも、論調のトーンも、現地メディアと似たり寄ったりであるし。

 ゲスな勘繰りではあるが、示し合わせた?業界での話し合いがあったのでは?と記者クラブ体制を敷いているのではと勘繰られても仕方ないと思う。たまたま偶然にしては、情報ソースが一緒なのは、各社予算の都合で、一番手っ取り早く結果がほしいという本音も見え隠れする気もするが。

 さらにもっと言えば、情報ソースがそこしか取れない暗黙のルールか。あるいは情報統制が日本のメディアに敷かれているか。そう考えると、競争があるようで、競争がなく、記者クラブというカルテルがあって、自ら報道の自由や独自性を無くしていると思うが、何かしっくりせず、矛盾しか感じない。

 今回の米大統領選は、明らかにバイデン当選ありきで、トランプは悪者扱いの全社一斉配信は、公平中立の報道は、どこにあるのか?と相変わらず偏向報道しかできない日本の大手マスコミの闇を感じた。

 ネットでは、デマやフェイクニュースがあるが、それでも、左右両側の考えが激突し、さまざまな視点で情勢分析をできるし、リアルタイムで、ニュースをゲットできだけに、大手マスコミとのニュースの価値やありがたみがなくなりつつあるなと思う。